むし歯

【倉敷市の通いやすい歯医者】フッ素塗布って必要?フッ素塗布がむし歯予防に効果的な理由 

こんにちは。
倉敷市の歯科【いしいデンタルクリニック】です。
 
歯科医院でフッ素塗布を受けた経験はありますか?
歯科医院では、むし歯の予防と歯の強化といった目的でフッ素塗布を行っています。
フッ素塗布は、お子さまだけでなく大人にも行うことができます。
 
2022年の「歯科疾患実態調査」によるとフッ化物塗布の経験のある方は13.1%と、決して高い数値とはいえません。
これは、欧米などの歯科予防の先進国とくらべて、日本ではそれほどまでフッ素を使った「予防」の有用性が浸透していないことが原因と考えられます。
ここでは、日本ではまだ広く知られていないフッ素塗布の予防効果についてお話しします。


参考:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査結果の概要」p24より >

 
 

フッ素塗布とは?

フッ素とは元素の一つですが、単体で存在していることはほとんどなく、別のものと結合した「フッ化物」として存在しています。
地中や海水にも含まれていて、私たちが日常的に口にする海産物や肉、野菜、お茶などにも微量ながら含まれているのです。
海外では、水道水にフッ化物を配合してむし歯予防効果を高めている国もあるのです。
 
歯科医院では、歯科医師または歯科衛生士の手で、9000ppmという高濃度のフッ化物溶液やジェルを歯の表面に塗布します。
歯科医院のフッ素塗布では、歯科医師もしくは歯科衛生士が安全性に配慮しながら適切な濃度のフッ素塗布を行います。
 
 

フッ素がむし歯予防に効果的な理由

フッ素が持つ3つの働きが、むし歯予防に効果的とされています。
 

1.再⽯灰化を促す

食事をするとお口の中が酸性に変わり、歯の表面からミネラル分が溶け出す「脱灰」が起こります。
「脱灰」の状態が長く続くと歯が溶かされ、むし歯が進行します。
ところがフッ素塗布を行うことで、カルシウムやリンなどのミネラル分が歯の表面に戻る「再石灰化」が促され、初期のむし歯を修復させることにつながるのです。
 

2.細菌の活動を弱める

お口の中に存在している細菌の活動を弱める働きがあり、むし歯菌が歯を溶かす酸を作り出すのを抑えます
 

3.歯質を強くする

酸に簡単に溶かされないように、歯の表面にあるエナメル質を強化します。
 
 

フッ素塗布に関する疑問は「いしいデンタルクリニック」まで

フッ素は長期間留まることで、より高い効果が期待できますので、定期的に塗布することが大切です。
 
また、歯科医院でフッ素塗布を行ったあとは、

・フッ素が配合された⻭磨きペースト
・フッ素を含んだ洗口液

をご自宅でのケアに取り入れましょう。
 
当院では、お一人お一人に合わせた量や濃度のフッ素塗布を行っています。
ご家庭でできるケアについてもアドバイスしていますので、どのようなことでもご相談ください。
いしいデンタルクリニック」へは、水島臨海鉄道「西富井駅」から徒歩12分、両備バス「倉敷自動車教習所前」から徒歩1分です。
お車でお越しの方に、駐車場をご用意しています。


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